[ユニ] ユニ : ここがボクのハウスか

[ユニ] UV : 残念ですね…

[ユニ] UV : 探索者は目を覚ますと見知らぬ部屋にいた。

[ユニ] ユニ : ボクのハウスじゃなかった

[ユニ] UV : その部屋は球体で、部屋には時計、小さな机の上に紙コップとお子様ランチ、幼児用スプーン、1枚の紙が置いてある。

[ユニ] ユニ : なんだとこの野郎ボクがお子様だと言いたいのか

[ユニ] ユニ : 紙を見るぞ 来い

[ユニ] UV : 「貴方にとっての最期の晩餐です。15分後に迎えのものが参りますので、お食事をしながらお待ちください。すぐに殺しに参ります。」

[ユニ] UV : と書いてあります!

[ユニ] ユニ : フゥン

[ユニ] ユニ : こわい

[ユニ] ユニ : 裏とか何か書いてないかな

[ユニ] UV : 「○ □ △ 三角では四角は作ることができる。しかし丸は三角では作れない。丸には三角や四角にあるものがないのだ。」
と書いてあります!

[ユニ] ユニ : わかった

[ユニ] ユニ : 紙って丸い?

[ユニ] UV : そうですね!小物屋で売っているような、角の無いデザインです!

[ユニ] ユニ : へ〜!机も丸い?

[ユニ] UV : 丸いですね!

[ユニ] ユニ : へ〜!時計ってどういうタイプ?

[ユニ] UV : ■時計を調べる
時計の針は12時からゆっくりと動き続けている壁掛けタイプの丸時計である。
長針、短針共に奇妙なまでに丸い。

[ユニ] ユニ : わかった

[ユニ] ユニ : 針外せる?

[ユニ] UV : 外していいよ

[ユニ] ユニ : うわ!ありがとう!

[ユニ] ユニ : 他にやること思いつかないな…紙コップの中身は?

[ユニ] UV : 紙コップの中には青っぽい膿のような液体が入っており、生きているかのように蠢いている。

[ユニ] ユニ : こわい

[ユニ] ユニ : ……もうすることなくない?

[ユニ] ユニ : お子様ランチも一応幼児用スプーンで食べちゃうか

[ユニ] UV : わかりました

[ユニ] ユニ :


[ユニ] UV : 「もしもあなたが生きたいと思うのであれば、この部屋の違和感を取り除いておいてください。15分後、別のものが現世に送り返す為に訪問いたします。」

[ユニ] ユニ : 何のアナウンス!?

[ユニ] UV : あ、お皿の底に書いてありました

[ユニ] ユニ : へ〜!

[ユニ] ユニ : 文字消せない?めちゃくちゃ角ばってるけど

[ユニ] UV : すっごいキュートな字体でありあらゆる鋭角は取り除かれています

[ユニ] ユニ : すんげえ〜!

[ユニ] ユニ : 寝るぞ 来い

[ユニ] UV : わかりました!

[ユニ] ユニ : スッ…スッ…スャッ…!

[ユニ] UV : 眠り、沈んだ意識。

[ユニ] UV : 入り込むように奇妙な声が聞こえる。

[ユニ] UV : 「知恵ある者よ、お前の時間に帰るがいい。」

[ユニ] UV :  

[ユニ] UV : 探索者が目を覚ますと、そこはいつもと変わらぬ自室であった。あの部屋は一体なんだったのか…

[ユニ] ユニ : ムニャムニャ…もう17時かあ

[ユニ] UV : 本当にあれは夢だったのか…
しがらみの残るなか、貴方は1つだけ理解していることがある。
自分は今の時間を生きているということだ。

[ユニ] ユニ : わかった
理解した

[ユニ] UV : ■結末…現世に送り返す者の訪問

[ユニ] ユニ : 宴だァ〜〜〜!!!!!

[ユニ] UV : アラビア語読める?

[ユニ] ユニ : 読めない

[ユニ] UV : わかった

[ユニ] UV : 本当に10分で終わらせるとかありえますか

[ユニ] ユニ : だって…他にやること思いつかないし…

[ユニ] ユニ : ペコリーヌくんの部屋でも見てようかな

[ユニ] UV : 覗き見?

[ユニ] ユニ : 人聞きが悪いぞキミ。知的好奇心を満たす為の観察だと言ってくれたまえ

[ユニ] UV : わかりました

[ユニ] UV : 暇ならペコさんの部屋で悪霊してていいですよ

[ユニ] ユニ : ええ……